こんにちは、鵜飼設計工房です。
先日から【エクステリア・ガーデン資材卸販売及び施工】会社様の新拠点営業所工事が始まりました。
50年以上にわたりエクステリア・ガーデン資材の総合商社として活躍されています。
魅力あるオリジナルブランドの商品企画開発、専属職人の組織化、地域に根差した営業所展開など業界に先駆けた取り組みを次々と展開し、2020年に経済産業省より「はばたく中小企業・小規模業者300社」にも選ばれています。
◎建築規模:鉄骨造平屋建て2棟
◎延べ床面積:800㎡程度
◎プラン
敷地全体を余すことなく活用し商品の搬入から搬出を合理的に行えるよう2つの出入口を設け建物は用途ごとに2棟としています。
建物の配置を確認し、地業工事が始まりました。
基礎施工に先立ち地盤改良が必要な為、柱状改良を施工しました。
建物の計画時に行った地盤調査で採取した土質と照合するため支持層の土を採取しています。
土質を照合しOKなら施工を進めていきます。
また、柱状改良の強度試験用サンプルを採取し強度試験を行います。
柱状改良施工中
柱状改良も終わり、掘削し、基礎工事の鉄筋を組むため、捨てコンクリートを打設しました。
基礎の配筋検査
基礎の鉄筋組立完了
コンクリート打設用の型枠はラス型枠を採用しています。
コンクリート打設後型枠を解体する必要がありません。
工期短縮の為に採用しました。
合板型枠や鋼製型枠に比べ型枠から漏れ出るコンクリートがある為、コンクリート量は増えます。
コンクリート打設前には受入れ試験を行います。
鉄骨の製品検査
超音波探傷試験
鉄骨は材料を加工し溶接で組み合わせ製品にする為、溶接不良が無いか確認をしています。
柱や梁に錆止め塗装を施していますので、所定の塗装厚みがあるか測定しています。
基礎が完成し鉄骨の製品検査も完了し建て方を行いました。
営業所に倉庫が併設された建物
倉庫機能のみの建物の二棟の建て方が完了しました。
次回は、外装内装工事になります。