美しい四季がめぐる日本には、この土地に根付いた暮らしの様式があると考えます。
欧米由来の合理的な工法や住まいも魅力的ですが、
梅雨の雨や夏の日差し、冬の雪風などを拒絶する暮らしではなく、
「またこの季節が来たね」と先人の技で賢くやり過ごす…
自然の変化を愛でながら、
人間も建物も一緒に歳を重ねていくような住まいをご提案させていただきます。
家の中にいながら感じる太陽の温かさ、月光の美しさ、そよ風の心地良さ。鵜飼設計工房は、地形や方角、風土などを考慮し、自然が与えてくれる力を最大限に生かした家づくりを得意としております。
地震が多い日本において最も気になるのが耐震性。私たちは、「耐震等級3(※)」を標準としております。
その他、災害や長雨にも強い家をご提案いたします。
(※)阪神・淡路大震災や東日本大震災(最大震度7)程度の1.5倍の地震に対して倒壊・崩壊せず、震度5強程度の1.5倍の地震に対して損傷しない耐震レベル
フルオーダーだからこその細やかなこだわりはもちろん、ご家族それぞれの要望や生活導線もデザインに反映します。紆余曲折しながら完成したスペースはきっとお気に入りの場所になるはずです。
東海エリアで育った樹齢60年以上の東濃桧(ひのき)や長良杉を使用した木造建築を基本としています。贅沢な無垢材を使うからこそ、通常なら隠してしまう部分の木材まで見せたくなってしまいます。
明朗会計・ご予算に合わせたプランニングを大前提とし、コストカットが必要な場合にも性能や快適さを損なわないアイディアでカバーいたします。資金計画やローンについてもお気軽にご相談ください。
私たち人間が暮らす建物として、
当たり前とも言える基本的役割「生命・健康・財産を守る」ことがプラン構成のベースとなります。
構造計画と同時進行でプランを進め、安心して住んでいただくための確かなプランをご提案します。
全体的なプランニングが決定したら、いよいよ設計図面を元に数社の建設会社に建設費見積を依頼します。
いくら完璧な計画でも、それを実現しつつ安心安全に暮らせる建物を建築してくれるか?はとても重要なポイントです。
鵜飼設計工房では、信頼できる数社の建設会社への依頼や、お客様のお知り合いの方や気になっている建設会社への建築依頼をさせていただいております。
各社に入札していただいたあとで「お客様のパートナー」として工程・金額を詳細まで精査し、お客様とご相談のうえ、請負会社を選定いたします。
工事途中に変更が発生した場合、工事金額の増減が生じます。その金額の根拠をお客様にご理解いただくために「詳細な見積書」を提出していただけるかが重要ポイントです。
大切な建物の工事を任せられるかどうか肌で感じていただくため、建設会社の工事現場を見ていただくことをおすすめしています。同行し、ポイントとなる部分を説明します。
安全性・耐震性などを損なわず、お客様のご要望が最大限反映されるよう減額案を作成し、再見積依頼を建設会社に依頼します。
工事期間中は設計図面との整合性・地盤やコンクリートの強度試験・配筋検査・材料等の確認・工程進捗状況の確認を行いながら工事監理を行います。工事の進捗に合わせ「工事監理チェックシート」を用い、監理を徹底しております。
また施工者との打ち合わせ内容と施工写真を「工事進捗報告書」として定期的にお客様に提出し、安心していただけるよう努めていきます。
お見積り例 | |
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建築設計・工事監理業務 木造2階建て(延床面積35坪の場合) | 250万円~ |
※内容により、お見積り金額は変動します。
特異な敷地における、確認申請許可以外の許可及び各種適合証明取得にかかる金額 等
建物が完成したとき、自社での検査はもちろん建設会社にも厳しいチェックをお願いし、お客様の立ち会いの元で隅々まで見ていただきます(竣工検査)
定期検査の間隔や保証内容などは、各建設会社が定める基準に準じております。もし、安心できる基準を設けていないと判断した場合、請負契約書に定期検査等を記載していただくこととしています。
工事請負契約にて当社が定める定期点検を行うほか、新しい住まいに関して気になることがある場合、いつでもお気軽にご相談ください。
ゼロから育て上げた設計図が立体となり、そこから暮らしが始まっていく……引き渡しの瞬間は、手元から子どもが巣立っていくような気持ちになります。
「あのスペースは便利に使えているかな」「あの柱はどんな味わいを増したかな」とまさに親心。引き渡し後も、ぜひご自宅のことをお聞かせいただけると嬉しいです。
建物を建てるのに必要不可欠な敷地。すでに建てる土地が決まっている方には、地形や方角などを考慮した最適な設計プランをご提案し、まだ土地が見つかっていない方には、建物のご希望をお伺いしながら、最適な土地探しのお手伝いをさせていただきます。
多くの方が一番不安を抱えているのが住宅資金です。一般的なマイホーム建築の場合、建物や外構の建築費のほかに頭金、法的書類の制作、保険、家具家電購入費などが必要となります。ライフプランを加味して、無理のない資金計画をご提案させていただきます。
検討中の土地調査では、ハザードマップの確認や住民へのリサーチを行うこともあります。工事が始まったあとは、何度も建築現場に足を運んで工事の進捗や設計図とのズレなどを厳しくチェック。遠方にお住まいの方や、なかなか建築現場に出向けない方もご安心ください。